ペタンクはあるがままの自然体な感じ!?

 ご機嫌な状態のときは、何をやっても上手くいくのに、逆に不機嫌な状態になると何をやってうまくいかない、不調な感じになります。ペタンクの投球で、好不調がわかるのがティールです。
 方向性と距離感の合致が必要なのに、方向性がズレだけで100%当たらない、ミス投球であるのが一目瞭然なのです。ミス投球に、おしい!?とのかけ声に悔しがるペタンカーがいますが、ティールのミス投球でコート上に残るボールは稀で、ビュットが動いたとしてもその展開に何ら影響することはありません。これで自滅するようなティールなら、一気に気持ちが沈んでしまいます。
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 味方のポイントボールに接するような相手ボールをティールで成功させるとトレビアンとの声がかけられます。ティールは、射撃のように心の状態が強く影響します。揺らがず・とらわれずの状態が必要で、無意識な反射動作をしているとき、意識することでちょっとしたブレが生じます。リリースの一瞬、バランスとタイミングがズレることでミス投球になるのですが、上級者のティールには遊びがあって、ちょっとしたブレもカバーしてティールを成功させるのです。
 日本にペタンクが普及してきたのですが、日本のペタンカーはこのティールの技術がまだまだようのです!?そのティールの普及とレベルアップのためにティール選手権やシューティングとしてティールのレベルアップを図ってきたのは最近の話です。ペタンクをやり始めて、ティールの練習をしようとしたら、まだ10年早いとベテランペンタカーに言われた??という笑い話がまだまだあるのです。
 試合でダイレクトにティールしようとして、ミスが続くとラッフルにしたら!?ティールはやめてポワンテ、プセットでいこう!?とティルールの役割がなくなるというのはよくある話なのです。ペタンクをやり始めは投球動作を身につける、そのためにティール練習は欠かせないのです。
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 YoiTubeで世界選手権を見ていると、今やティールカロにならないと勝てないのです。カロにならないティールは球数勝負で負けるのです。終盤戦の攻防を見ると。ティールの精度が勝敗を決めるのです。要は球数勝負で有利にならないと試合の流れをつくれないのです。昔はポワンテで勝てたのに、今はティールで負けるのです。
 投球動作でのバランスやタイミングが方向性と距離感の精度と安定性を決めているのですが、その動きをコントロールしているのが揺らがず・とらわれずの状態をつくる心の状態、ご機嫌な状態だと思います。チームを活性化させるには、ペタンクの思い、やりたいペタンクを共有することによって、仲間感を育むことができます。