ポワンテはポイントボールになるかどうか!?

 ポワンテがうまいかどうかは、ドネの選択とドネを決められても寄せることできるかどうかで決まると自分は思っています。極端な話、ここに寄せると宣言して、宣言した通り寄せるペタンカーは凄い、ブラボーだと思います。自分ができるのは、ビュットまわりに寄せる、それもポイントボールにすることだけです。
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 ここに寄せるペタンカーは、テランの状態を把握、ドネを選択して、ドネからボールの転がりを読んだボールコントロールができるペタンカー(うまい人)になります。さらに、ドネを決められても、そのドネからビュットまでの転がりをコントロールできるペタンカーはもっと凄い人になります。
 チームメイトの成功したポワンテを真似て、成功したドネに落として同じように成功するペタンカーはうますぎると思いませんか!?ドネまでのボールコントロール、ドネからの転がりをコントロールできるペタンカーで、極端な言い方をすれば、ポルテを真似て、同じドネ、同じ転がりが再現できる、それも他人の投球コントロールと同じコントロールができるのは神技なのです!?それに比較してテランの影響のないティールは容易な投球だと思いませんか!?
 ティールカロはできても、同じポワンテができる他人は凄すぎなのです。同じドネに落としても、ボールの転がりをコントロールしても、テランの状態やボールのスピン量によって再現できる確率はカロより低くくなるはずです。でも、そことをやってのけるペタンカーがいるのです。YouTubeの映像で、ここに寄せなければ球数勝負で不利で、相手に高得点を与えてしまうメーヌで、最少失点に守り切るポワンテに、観客はブラボーの歓声を上げ、拍手をしています。

Mondiaux 2022 : FRANCE vs THAÏLANDE Quart du doublette mixte à pétanque

 決められたドネまでのボールコントロールとボールの転がりをコントロールするアトリエを設定して練習するしかないのですが、その繰り返し練習はティールに通じるのです。ドネまでのボールコントロールはティールのボールコントロールなのです。ドネがターゲットボールなのです。そう考えると、ドネの距離がポワンテとティールでは少し違うだけで方向性と距離感の習得では共通しているのです。
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 ティールのうまいペタンカーは、ポワンテもうまいと言えるのですが、ポワンテでのボールの転がりのコントロールを考えるのなら、ポワンテのうまいペタンカーはティールもうまいと言えるのです。そのことで、日本のペタンカーはポワンテがうまいのに、どうしてティールがうまくないのか!?ひとつに日本のペタンカーはポワンテはうまくないのです。決められたドネに落とすことできず、ボールの転がりのコントロールもできていないのです!?