当協会CoCo壱番チームに伝授!?

 野村克也氏は「対戦相手に勝つよりも、もっと大事なことを忘れてはいけない!?それは、常に自分をレベルアップすることを忘れるな」ということを言っています。ペタンクの勝負には絶対はありません。どんなに強いと思うチームでも負けることはあるし、見た目で判断して自分たちの方が勝っていると思ったチームに完敗することもあります。「コントロールと頭脳は比例する。自分の投げるボールに明確な意思を伝えろ」と野村克也氏は言っています。そこで、カツオの必勝法の極意を伝授しました!?
▢対戦相手よりも最後にポイントボールとなる投球をすること
▢対戦相手よりも先にミス投球はしないこと
▢チャンスは必ず高得点をして、ピンチは最少失点で凌ぐこと
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 ペタンクでの勝負、球数勝負、配置勝負そして意外性の勝負で、必勝法の一番は球数で優位に立つことです。そのためには対戦相手よりも先にミス投球をすると球数で不利になるのです。球数勝負、配置勝負でチャンスとピンチは表裏、お互いに投げ合う一進一退の勝負では、チャンスとピンチが必ずきます。チャンスで得点を逃がすと、勝負でも勝ちを逃がすことになります。
 YouTubeの映像、試合の流れをつくり、その流れを変える、そして試合を決める投球でのミス投球は、チャンスをつかむことができず、結果負けることになることがわかります。

1/8 FINALE DE L'INTERNATIONAL PÉTANQUE D'ESPALION - TEAM LUCIEN vs TEAM PHILIPSON

 CoCo壱番チームと当協会の対戦チームによる実戦練習において提案したいのが、ストップ&プレーバックの実戦練習法!?です。実戦での試合の流れをつくる、試合の流れを変える、そして試合を決める投球でミス投球をしたら、ストップ(中断)して、プレーバック(再現しての再投球)して成功するまで行います。成功したところでそのメンタル(思考・感情・行動)について成功投球を記憶します。このときの投球法の選択について、成功パターンの違う選択がある場合も、試行してみます。ミス投球は忘れて成功投球を脳にインプットする作業が、ストップ&プレーバックなのです。
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 実戦でのお互いにストップ&プレーバックができるようにしたいものです。試合はミス投球をリセットするので接戦となるのですが、ここに戦術、投球法の選択の試行を行います。攻めるポワンテに終始できるのか、ティールは常にカロを目指すことができるのか、結果的に成功投球にするために何回プレーバックをするのか!?理想はストップなしの実戦です。
 そして、このストップ&プレーバックでの見極める、試合の流れをつくる投球、試合の流れを変える投球、試合を決める投球がどの場面なのか!?お互いのミス投球でストップばかりしていては、試合が一向に進まない事態にならないように、対戦相手の投球により見極めることも大切だと思います。「大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる」(野村克也氏の言葉)