判断は頭でやり、決断実行は心技体で!?

 ペタンクの勝負、再三言及していますが球数勝負です。球数で有利になった方が試合の流れをつくり、試合を決める上で優位になるのです。そしてペタンクではポイントボールにするまで投げ続けなければなりません。投球順があるのはビュット権だけで後はいかにしてポイントボールにするかで試合の流れが決まってくるのです。だから相手の一球に対しては一球で対処する、交互に投げ合うことが得失点での鍵になるのです。
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 ペタンクをやるのは本当に楽しみです。ゲームとしての楽しみや大会試合でのプレッシャーの中での勝敗を分ける投球、ワクワクするのです。それとともに、ペタンカー仲間の投球を見て、カンが働くときです!?ヤマカンなのですが、自分の読み通りの投球してしてくれる仲間に、ひとり心の中で楽しんでいるのです。サークルに入り投球する、リリースした瞬間にトレビアンなのかミスなのかを口にします。カンがさえているときは、誰しもリリースの一瞬でわかるものです!?
 ポワンテで、寄せたい所よりもショートした場合、次の投球でオーバーしてしまう!?距離感はオーバーして調整する引き算は容易なのですが、ショートしての足し算は難しいのです!?ポワンテはドネからのボールの転がりの読み、ドネまでのボールコントロール、筋感覚がポイントになります。
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 同じ力加減で、ドネの位置を変えてそこまでのボール軌道で調整するのか、ドネを変えないで力加減を変えて投球するのか!?寄せたい所までのラインが合っているときは、ドネの位置を変えないで力加減で距離を調整するのか!?
 ティールをしたときに、方向性が右にズレたら調整したら左にズレたというのはよくあることです。ティールの方向性と距離感はリリースの一瞬で決まります。そこには調整するというよりも、再度イメージした投球をすればいいのです。右にズレたからと意識すると、無意識に左に調整しようと脳は考えてしまいます。イメージを鮮明にして同じように投球すればいいのです!?
 自分で投球するときはセルフトークしています。試合では心の中でつぶやいています。仲間が投球するときは、~しなければならないとか~してはいけないという言葉は口にしないようにしています。相手に連想させてしまうと、意識してもその想定には勝てないのです。そのことを利用して~していけないとか、ここに寄せていうことでそれに反する投球をしてもらいたいときに使う場合もありますが!?
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 判断や選択は頭でやりますが、投球は決断と心技体でやります。挑戦する覚悟が問われ、そこに技術を超えてものが出てきます!?マサカと思うような投球を目の当たりにするのです!?ペタンクでのドラマを見るためには、マサカのティールが必要です!?

Master de pétanque triplette à Romans-sur-Isère 2022 - Final Four - Finale