選択肢が多いことは良いことなのに

 投球する前に成功パターンをセルフトークして、そのパターンの優先順位も明確にイメージしておくことが必要だと思います。ところが人は選択肢が多いほど決められないので、最適がわからない!?選択肢の多さが自分を悩ませて、決断力を鈍らせる!?
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 成功パターンのセルフトークは、こうなるのが一番だけど、こうなってもいいし、最悪でもこうなればOKだという投球パターンを鮮明にイメージすることです。Aか、Bか、Cか!?自分が納得する選択肢を選ぶというよりも、要は成功すればOKなのです。成功投球は、ポイントボールになるような投球です。球数、配置そして得点という環境下で、どのような投球を選択するのか、どのような投球をするのか!?環境から何ができるのかを思い描くのです。
 試合全体からの情報をピックアップして受ける、与えられるアフォーダンス!?なのです。プセットという投球法は、ボールを当てて、他のボールやビュットを押すのですが、味方のボールをプセットして自分のボールもポイントボールにする、球数勝負や配置勝負で不利な場面を有利にする、追加点を取る、ビュットを動かして意外性の勝負をする点では、ティールカロに匹敵するような有効なポワンテだと思います。
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 ところがプセットはカロのように自分のスキルではなかなか難しいのです。方向性と距離感で最適なポワンテができないと成功するのは難しいのです。味方のボールをプセットしてポイントボールにしたのに、プセットできず、自分のポワンテしたボールもポイントボールの範囲から離れてしまう!?相手のポイントボールをプセットして自分のボールをポイントボールにしたいのに、プセットできずオーバーしてしまう!?味方のボールや相手のポイントボールそしてビュットのプセットが成功したとき、高得点になるとかピンチを脱するなどのブラボーな展開になるのです。
 自分的にはティールカロに匹敵するポワンテプセットなのです。ピンチとチャンスは表裏一体であり、ピンチも凌げばチャンスになり、チャンスもつかむことができなければピンチになるのです。ペタンクでの投球で、ちむどんどんする面白さ、楽しさそして悔しさが自分自身をメタ認知する機会となります。

Compil beaux gestes 💪National à pétanque de Chalon-sur-Saône 2022