ポイントボールになる範囲!?

 ペタンクにミスはつきものです。ペタンクは対戦競技なので、得失点はビュットからの相手ボールの範囲内に寄せることで、自分らのポイントボールになります。よく見かけるビュット周りに集まっている対戦相手と自分らのボール!?すごく寄せるのがうまいペタンカーのポワンテ、ビュットにくっている状態の中で、ティールしないでさらにボールを押しつけにきたりして、あれよあれとボールがビュットまわりに集まっています。
 ペタンクの球数、配置勝負のなかで、ポイントボールになる範囲をどう考えるかでペタンクのやり方は変わってきます。ミス投球をしないことと、さらに相手に得点を与えないためには、ポイントボールになる範囲を狭くする、よりビュットくっつけることになります。でも、そこにプセットやティールのやり方で相手のポイントボールを動かしたり、ビュットが動くことにより、あらたなポイントボールの範囲が変わってきます。
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 ペタンクの特性は、この得失点となるポイントボールの範囲を競い合っている配置の勝負をしています。そして、これもペタンクの特性なのですが、投球はお互いビュットを投げた最初の1球により、ポイントボールにならないチームはポイントボールになるまでボールを投げ続けることになります。これが球数での不利、有利となる球数勝負をしています。そして配置勝負でのビュットが動くという、試合コートラインや有効距離外にビュットが動くとドローとなる意外性の勝負があります。
 昨年からのルール改正により、コートラインでのビュット位置をどう使うかも作戦・戦術となり、これも長辺のラインに接するビュットの位置で、ポイントボールとなる範囲が円から半円などのポイントボールになる配置勝負が変わったり、ビュットを動かす意外性の勝負の可能性が高まることとなりました。テランの状態やビュットの位置により、ポワンテがより難しくなったように思います。ボールが曲がるクセ球があるペタンカーにとって、意識的にボールを曲げる技術もこれまで以上に有利になるかもしれません!?
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 ポイントボールになる範囲の配置勝負で、ティールとプセットの技術を習得したいと思っています。ティールはカロを目標にして、ポワンテはポルテでのプセットを目標にしています。早くそんな投球法を習得して、その投球の精度を高めることができればと思いながらオフシーズンを迎えています!?