ビュットティールドロー

 試合で見かけるのが、球数勝負と得点差にビュットティールドローを選択する投球です。球数(ストック)でこのメーヌの得失点で勝負が決まってしまうときの、必然の選択です。でもこのような試合は、自分の身近な実戦ではあまり見かけることはありません!?ひとつに、球数、配置勝負、得点でそのメーヌで試合が決まると思っても、ビュットティールは難しいのです。それよりはポワンテで相手のミスを願っているから??
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 YouTubeの映像で、このメーヌで試合が決まる!?球数勝負で不利となった場合にビュットティールドローを選択します。それが見事に成功してドローになって次のメーヌに入るのですが、それで逆転に持ち込むケースはまれだと思います。そもそも球数と得点で、お互いに競っている試合展開では、ビュットティールドローは試合の流れを変えるのですが、得点差が大きい場合は単なる一時しのぎです。試合の流れを変えることができず、同じような状態になるからです。Youtube映像で4回ほビュットドローで凌いでも、結局は試合の流れを変えることができず終わってしまうのを見たことがあります。
 ふたつに、日本では球数勝負で有利になった場合、ビュットティールを選択することがあります。相手が自分らのポワンテの1球で6球を投げてしまい、ポイントボールを囲むように配置されたとき、ビュットティールドローで残球の4点とか、試合のボールの配置でビュットティールで、自分らのボールの近くに動いて高得点になるというケースです。これは、身近なペタンクでよくある光景です!?要は互いに投げているのではなく、一方的にポイントボールにできずに投げ切ってしまうからです。
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 このような球数勝負で有利になり、ビュットティールで高得点にできるのなら、この選択もOKだと思います。でも、ターゲットボールのティールもままならないレベルでビュットティールは本当に意外性の勝負だと思います。ところが、ボールのティールよりビュットのティールが意外と成功する場合もあります。ターゲツトがボールよりビュットの方が集中できる場合があるからです。
 みっつに、選択がなくなって、ビュットティールしかないという1%の集中です。これしかないという、あらゆることを手放して、今、ビュットティールをやるべきという開き直りが1%の集中につながるのです。ティールカロとビュットティールができれば、ペタンクの見方が変わります!?