イメージ活用する!?

 いろいろな情報から、より効果的に脳力を高めたパフォーマンスを向上させるためにはイメージを使い、脳の右脳を活用する!?そのためには、簡単なイメージからより具体的な自分の望むイメージをつくれるようなイメージコントロールを訓練する必要があります。
 人間は言語をつくり出し使用する以前は、イメージでしか考えることができなかった!?姿や顔ははっきり思い出されても名前が浮かばないという体験です。左脳は言語・論理・記号・分析な思考、右脳はイメージ・直感・絵画・非言語・感性な情報を扱うそうです。右脳は総合的、感覚的な思考を行うのです。
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 ペタンクでの投球のやり方、ルール、作戦・戦術は左脳の働きなのですが、動作のポイント言われるリラックス、バランス、タイミングは右脳の働きです。意識して反復動作を繰り返して脳に運動回路をつくることができれば、意識しないでも投球することができます。投球動作が脳に記憶され、無意識にできるようになり、潜在意識の中で反射的動作ができるようになります。
 意識はテランの状態を分析、球数、配置そして得点から投球法を選択して投球を行うのですが、その動作をするときに意識や雑念が入るとミス投球になります。イメージという言葉、心理学では「対象が現存しなくても経験される認知事象」だそうです!?イメージは感覚体験(見る、聞く、感じるなど)と似た体験で、外的な刺激がなくても想起できるもので、想像や想起によって形成される心象です。
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 通常イメージというと視覚的なものが中心となりますが、単に視覚化だけではなく筋感覚と感情などの全ての感覚を含んでいます。投球イメージを具体的にするためには、想像の中の見る、聞く、感じるの感覚体験を充実することです。投球動作での自分のイメージしたとおり投球ができたときの筋感覚、体のバランスやリリースの一瞬のタイミングなどの感覚体験を記憶する、潜在意識の中に記憶することが大切なのです。
 具体的な成功イメージを肯定的に脳の中に描いていくことが大切です。そのために成功体験のイメージ化にYouTubeの映像を活用しています。その中でも成功シーンを編集した、ティールカロなど投球者のスローモーションを目に焼き付けています。脳にいいパォーマンスのイメージを印象づけているのです。
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 という訳で、一昨日チームエトワール・ブリヤントのTさんに、投球動作のフィードバックを行い、その後に実戦での成功体験を潜在意識の中に記憶する!?Tさんのティールカロの感覚を、カロをした鮮明な想起ができるのか!?メンタルスクリーン(イメージの中の目標達成や課題解決を思い描くための想像上のスクリーン)を創造して、自分のイメージ(セルフイメージ)を具体的に想像のスクリーンに映しだすことができれば、さらなるステップアップができると信じています。