効率の良い投球とは!?

 方向性と距離感が両立して正確な投球ができれば効率の良い投球に近づいているかもしれません!?投球のポイントとして言及されているように、投球動作でのリラックス、力まない状態で腕を振ることで、筋肉、間接をしなやかに連動させることができます。腕のマン振りすることでリリースの一瞬のボールの初速が上がり、それが実際の飛距離の伸びにつながるかというと、リリース一瞬のリストの返しや腕のストップのポイントで思った以上の距離が伸びないこともあるのです。
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 リリースによるボールの初速、投げ出し角度、スピン量のボール最適な軌道について、知ることができたとしても自分で実践するには心技体が一体となって最高の能力の発揮ができるようになりたいのです。技では投球のポイントとして紹介されていたとしても、練習での成果を実戦で発揮するためにはメンタルな要素が決定的な意味を持っています。実戦でメンタルな状態が悪く、過度な緊張や不安、精神的な混乱があると、高めた能力を十分に発揮できないのはいうまでもありません。
 効率の良い投球動作は筋肉を固めずに腕を振ることです。力感を感じさせない、一定のリズムで、軽く腕を振っているのです。方向性と距離感を両立するれば、ポワンテもティールも成功します。リリースの一瞬、力まないでリストを返して腕がストップできれば、ボールへの力の伝動性がよくなります。動作の正しいやり方に沿った動きができれば、力まない自然な動きを追求ができて、再現性は高まります。リラックス、バランス、タイミングの良い投球動作ができるのです。
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 投球での筋肉、力加減は決して100%の力を使い切るのではないのです。ボールへの初速、投げ出し角度、スピン量はリリースの一瞬で決まってきます。リリースの一瞬、リストの返しです。ボールの加速でリストの返しで力を使おうとすると、往々にしてボールを握ることになります。リストの返し、リリースの一瞬ではボールの軌道を安定させる最大のポイントなのです。そのためにリストやひじをリラックスさせておきたいのです。投球のポイントで言及されていますが、リラックス、ストップ、リスト、プルアップの時間的な順序では、リラックス、リリースの最中にリストの返し、ストップがあるのだと思います。