どんな効果があるのか?そのために何が必要か!?

 「メンタルトレーニング 勝つための精神強化法はこれだ」高橋慶治 著 (㈱ナツメ社 1996年7月)
メントレの効果は潜在能力を発揮させ、精神感覚を発達させるようになると書かれています!?
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 ストレスに耐えうる力が強まり、よりたくましく生き抜いている力が磨かれるそうです。環境適応力の強化につながり、練習場で発揮できているパフォーマンスを大会や環境変化の実戦でも、いつもの自分の思うとおり投球ができるのです。意識と潜在意識が統合され、意図的に潜在能力を活性化できるので、集中力、判断力、創造力などが高まり、実戦で潜在能力が発揮されます。
 球数勝負、配置勝負での投球の準備や投球法の選択、さまざまな対応ができるのです。的確な意思決定に役立つ超感覚的近く、つまりカンとヒラメキが働きはじめます。球数、配置、得点から対戦相手の投球法の選択や投球による結果や試合の流れが想定できます。
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 意識と存在意識が統合された状態で描いたイメージは潜在脳に刻み込まれ、以降、願望達成に向けての意欲とヒラメキなど潜在能力が発揮されるのです。そして、潜在脳に癖や習慣の改善されたイメージを刻み込むことで、無意識のうちにイメージ通りに投球が変容し、最終的にイメージ通りになるのです!?
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 無意識のうちに行動がイメージ通りになっていく、勝利のための因子として
➀プラス思考(悪い状況でも前向きに考えることができる)
➁自信(自分の能力や未来の可能性を信じることができる)
➂意欲(やる気)
④競技に対する価値観(価値あるものと感じ、ペタンクすることに意味を見出し大切なものとして、ペタンクに生きがいを感じる)
⑤競技に対する知的興味(常に新しい技術やトレーニングに関心を持つ)
⑥目標に対する意識(自分や自分のチームの目標が何かわかっているかどうか、目標の達成のために自分がすべきことが明確になっているか)
⑦情緒安定性(気持ちや感情の安定性)
⑧競技への愛着(ペタンクが好きで、楽しむ気持ちがある)
⑨身体的非ストレス状況(ストレスが身体の症状として出ず、安定している)
⑩身体的安定⑪自己表現力(自己アピールすることができる)
⑫ストレス耐性(うまく気分転換して状況に対応していく力)
⑬自己コントロール力(不安や緊張、否定的な考えや気持ちをコントロールし積極的で安定した気持ちで試合に臨むことができる力)
⑭集中力(練習や試合の時に自分のすべきことに集中できる)
⑮イメージ力(技術やフォーム、試合の流れなどを頭の中で思い描き、その想像を実際に行う力)
があります。
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 メンタルトレーニングの必要性をチーム全員が理解するということも、大切な要素となります。