上手いペタンカーのやり方を真似しても！？

　何かを成し遂げた人の考え方、体験してきたことから学べることが多くあります。客観的に見て効果のないやり方だったとしても、本人はそれが上達を下支えしたと信じ、他人に勧めます。

　学ぶ側は、上級者の言うことは正しいはずだと受け入れて、真似をしていきます。本当に効果のある上達法なのかどうかは、学ぶ側の練習法にかかっているので、本人が願ったほどの効果が出ない場合もあるのです。
　自分がこれだ！と思った場合、その思いを強化する都合のいい情報だけを集める確証バイアスが働き、信じたものがまやかしでも振り回されてしまいます！？客観性があるかどうかは入念にチェックし、自分にとって効果があるのかどうかを試行してみないとわからないのです。

　自分なりに準備するのですが、そのとおりにいかなかった場合を想定します！？事前準備が的外れだったり、大会を前にしての練習目標設定など慎重に準備を進めることは正論なのですが、最悪の事態になる想定と、そうなった場合どうするかの対策準備は別物です。上級者の上達法を実践している！？上達しているイメージを思い描くと、脳は一定の満足感を得てしまいます。