リリースの一瞬の手の形

 自分のリリースの手の形はコンコルドです。意識して手の形を変えても、自然といつもの形に納まるのです。もう長年やってきた自分の形、ボールへのスピン量や方向性にどんな影響を与えているのか!?リリースの一瞬で決まるので、身につけたものが不都合でもこれを直したいとは思ってはいません。
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 リストの返しで自然とサイドスピンがかからないようにしたいと思うし、ここはサイドスピンが必要な場合、うまくボールコントロールしたいとの思いがあるのです。練習や実戦で、一定した投球ができない!?技術を忘れてしまったり、体が動かないさまざまな事象がでるのなら、いかに準備をするのか!?実戦でいかに集中力をつけるのかを、その考えを整理することです。
 不都合な投球、ふだん気にしていないことを実戦で思い出したりします。このような心理的に不安な状態や危機的状態になってしまうとミス投球につながります。イメージ練習やボデイリハーサルをして、余計な考えが割り込んできて逡巡しないようにします。イメージ練習は集中力を高める方法です。投球前にイメージをつける習慣をつけたり、投球に臨んで、集中力を高めるためにサークルに入る前のイメージ、サークルに入り投球を開始するときの投球とボールの軌道のイメージを呼び起こすことです。
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 上級者になると、投球に対して何も考えていないか、なにかひとつのことに注意を向けています。ペタンクに真剣なペタンカーは注意事項を残らずチェックします。ペタンクに対する経験がまだ十分でないペタンカーは、うまくいくように、失敗しないようにと結果を考えます。ポイントを絞る効果としては、うっかりミスを防いだり、注意力が散漫になることを防いだり、雑念を払うことができます。
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 ひとつのことに注意を向けることは、雑念が入ってくることを防ぐ効果もあります。すべての心配事を忘れようとするよりも、何かに注意を向ける対象を決めておいたほうが、雑念が入りにくいのです。トレビアン、ブラボーな投球を生むメンタルコントロールするために、ゲームに対する考え方、イメージのつくり方がポイントになります。