消極的思考と積極的思考

 投球前に何を考えているのか!?ペタンカーの作戦・戦術で、交わす言葉でわかる消極的思考と積極的思考があります。やってはいけないことを口にする消極的思考に対して、これから実行すべきこと考える積極的思考です。
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 相手のボールを押したくないな!?ビュットを動かしたくない!?などやってはいけないこと考えるのに対して、ドネからボールの転がりを読み、ドネまでの筋感覚やボールの軌道のイメージする違いがあります。結果を気にするのに対して、過程を積極的思考します。投球前に何を考え何をすればよいのかというと、積極的思考がパターン化された定型をもち、どの投球でもお同じような思考回路が頭の中を駆け巡っているということです。ターゲットやドネまでのボールの軌道をイメージし、その軌道に対する筋感覚を思い描くのです。このような思考過程がいつも同じように、しかも1分間ルール内で投球できるように投球の準備、イメージしているのです。
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 思考過程は行動にも表れます。これがルーティンワークです。同じことを同じ順序で考える利点があるのです。➀投球動作の明確なイメージをつくることができる。➁不注意によるうっかりミスを防ぐことができること。➂投球動作の実行に際して確信が高まることなどです。ルーティンワークで投球の精度はアップが確実になるのか!?
 ルーティンワークがトレビアンな投球を生むのか!?動作開始に先立って、さまざまな状況を把握して、実行すべき投球法を選択して投球のイメージをまとめあげていきます。ビュットやターゲットビールまでの距離、テランの状態とドネの選択、ドネからの転がりの読み、実行すべき投球のイメージ、筋感覚をつくりあげていくのです。そして、動作を開始時点では、頭の中は空っぽ、あるいは真っ白けになっているそうです。
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 サークル後方から考える習慣、ルーティンワークの過程の中で、投球イメージをまとあげているのです。ルーティンワークと投球の一定したリズムを守ります。投球の準備を始めてから、投球を開始までの手順を一定にしておくことです。自分がトレビアンな投球ができたとき、自分はどんなリズムで、あるいはどんな筋感覚で実行したかを思い起こすことである。