あるある体験!?

 誰しも練習の投球が実戦になると思うような投球ができない体験はあると思います。実戦においても、プレッシャーを感じ始めた途端にミス投球になる!?試合で勝ちが見え始めた瞬間、ミス投球をする!?勝ちたい、成功させなければという欲求が強くなりすぎると、体のバランスやタイミングがズレて、手投げのような状態になります。
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 寄せたい、当てたいという欲求が、いつもの投球がズレてできなくなるのです。人間は勝利が見えてくると、早く勝ちたい!?早く結果が欲しい!?という心境に陥ります。この気持ちが焦りを呼び、下半身のバランスや力を逃がしてまで、手投げで加減したような投球になります。下半身のバランスが前のめりになって、つま先立ちのような投球にもなります。
 ペタンクでの手はボールリリースの一瞬にコントロールする重要なポイントです。動作中の手の動きは、ボールに力を与えて方向性と距離感をコントロールしている感覚器でもあるのです。リリースの一瞬の投球の成否は、手を通して伝えた動きが正しく遂行されたかどうかのフィードバック情報が、手を通して戻ってきます。でも一瞬なので修正することはできません。
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 反射として実行されているので、手の感覚器として機能を鈍くしないようにします。どうするのか、ボールを握らないことです。スムーズな上体の動きは、ボールを握らないで腕や肩の力を抜く!?腕や肩の筋肉をリラックスさせることです。ボールを持つ手に力を入れる、握ることには弊害があるのです。ひとつは感覚が鈍くなることであり、もうひとつは動きが鈍くなることです。
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 自分の投球の技量を〇か✕で評価しないことです!?上手くなるという技術の進歩は✕から〇へだんだん近づいていくものです。少しでも進歩したら、それに満足することです。そして、さらにその上を目標にします。進歩の感覚と満足感を覚えられる技術の練習にやる気がわいてくるのです。