何気ない否定語はやめる

 なぜ否定を避けるべきかといえば、そもそも潜在意識は、主語が誰かということを認識しないからです。練習で誰かの意見に対して、できないと言えば、それは自分の潜在意識にできないと呼びかける言葉として作用していきます!?
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 他人に対して「できない」「ダメだ」「よくない」「違う」と言えば言うほど、結果的には自分にダメ出しをすることなります。ダメなものダメだし、否定しなきゃと思うかもしれませんが、否定の言葉を使わなくたって、自分の意思を伝えることができるのです。
 思うような投球ができない!?ついついダメダメ!?結果ばかりを気にすると、練習の目的や目標を忘れて、結果がでた成功投球以外は否定しまうことになります。思うような投球ができなくても、できたことや、もっとここだけを直したらもっとよくなるという言葉を使うべきなのです。内容的に同じこと!?でも否定はしていないのです。
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 練習は否定抜きにすることです。実戦でも同様です。すぐに否定の言葉を言う人は、前提として「拒否する」「排除する」という習慣が、言葉グセとして定着してしまっている可能性があります。投球練習で成功しないと、失敗したと短絡的に自分の投球を否定します!?練習の目的や目標を明確、具体的に理解していれば、できたことを探して肯定することができます。
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 だから、あえて肯定の言葉を使うことで、潜在意識のソフトを入れ替えるためには有効です。練習では肯定する!?ほめることは、嘘でもいいのです!?肯定的な記憶データをインプットすることです。それが潜在意識となって肯定的な言葉、イメージが練習の質を高めることができます。