集中力!!

 集中するとは、自分のやるべき投球に意識を集めて、自分の最高の投球をすることです。何をどうしたら集中力が高まり、トレビアンな投球ができるのか!?誰しも集中して練習することはわかっているのですが、具体的に何をどうすればいいのかがわかって、それを実践しているペタンカーは少ないかも!?
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 野球のイチロー選手のルーティンワークやラクビーの五郎丸選手のルーティンワークが知られています。これは集中力を高めたり、気持ちを切り替えたり、自分のリズムをとるためのルーティンワークです。集中力には狭い・広い・内的・外的の4種類があるそうです!?
 狭い集中とはコンセントレーションで一点集中や、意識を1つのことに集中することです。ペタンクの点に寄せる、点を撃つという投球そのものの集中です。広い集中とはフォーカスで変化する状況下において集中することです。サッカーやバスケットボールなどの球技で、状況がめまぐるしく変化し、味方がどこにいて、敵がどこかいるかを瞬時に判断するような広い集中が必要な場合によく使われます。ペタンクでの広い集中は球数(ストック)、配置勝負そして得点を把握するのに必要な集中です。さらに内的な集中とはインターナルで自分の身体の内部(筋肉、心音、フォームなど)に集中と外的な集中とはエクスターナルで自分の外からの情報(音、声、目に見えるもの)などに集中します。
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 ペタンクではこの4つの集中を使い分けたり、切り替えたりして自分の投球をしているのです!?ペタンクでの投球は広い集中、外的な集中(情報収集)により投球法を選択して自分の投球の準備をします。ターゲットボールやドネに対する一点集中の狭い集中に入り、サークル後方からボール軌道をイメージ、筋感覚を呼び出してトレビアンな投球を再現するために内的な集中をしてサークルに入り投球動作を開始します。そのルーティンワークと集中力を高めるためにフォーカルポイントという心理的なテクニックがよくつかわれるとか!?
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 ボールの刻印を見たときに、集中力が高まる、集中力が回復するなどの一点(場所)を決めておきます。このようなテクニックを使いこなすには、練習で集中力のトレーニングとして繰り返して身につけることが必要になります。
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 胸を張り自信にある姿勢や態度をとります。頭を上げ、上を向くことで頭の中をプラス思考にします。深呼吸をして心と身体を落ち着かせリラックスします。ボールの刻印を見つめ、自分の投球の成功イメージを描きます。サークルに入る前に投球の準備をして、サークルに入って成功のイメージを再現して動作を開始するのです。ペタンクでの準備での集中を高めるルーティンワークとフォーカルポイントをやって集中力を高めたり回復させたりするのです。