適度にリラックスする

 どんな状況においても、リラックスすることが投球の精度に大きなカギになります。リラックスすれば自然に体の緊張がほぐれ、その結果自分の投球に好ましい影響を与えてくれるのです。結果を気にして意識が働き過ぎると、無意識に力みが出て投球の精度に悪影響を及ぼします。リラックスしてペタンクを楽しんだ結果、素晴らしい投球で試合を終えることが理想なのです。
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 脳には自然に思い描いた投球を実現してくれる潜在能力が備わっています。ときには感性と本能を頼りリラックスした心理状態で投球練習を積み重ねることです。たくさんボールを投げようとしないで、ゆったりとした気持ちで集中力を高めてボールを投げます。実戦での投球リズムとテンポを守り、トレビアンな投球したときはその余韻を楽しむことです。目を閉じてボデイリハーサルを交えながら、その感覚をもう一度イメージの中に蘇らせてほしいのです。
 あるいはミス投球をしたときにはその原因を感覚として見極めたうえでそれを補正する試みを次の投球に反映させます。リラックスして、しかも楽しみながらイメージを手掛かりにしてボールを投げることが必要なのです。自分が心地良い心理領域の下、楽しみながら練習や実戦で投球できるようになることが一番なのです。
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 上手い人にはその人なりの心地良い心理領域を持っています。そんな心理領域に合わせようと意識が働くことで、自分の投球も引き上げてくれます。確かに上手い人とペタンクをやることのプレッシャーがあるのですが、そのプレッシャーも楽しむことができれば、自分のプレーに集中できるだけではなく、上手い人の投球をイメージに取り込める絶好の機会となります。
 上手い人の積極的な投球、ゲームプランで思わぬトレビアン、ブラボーな投球ができたりします。上手い人に意識したり、比較したりして消極的になると、余計なことを考えて自分の投球ができなくなるのです。過去や未来のことを考えないで、いま目の前の投球に集中することが一番なのです。